2017年3月25日、アンスティチュ・フランセ東京で催されたフランコフォニーのお祭りは、大いに盛り上がりを見せた。
午前中には、ケベックから来日したバンドデシネ作家のイリスがワークショップを行い、20名余りの参加者は、イリスの作風からインスピレーションを得て、自身の最もとっぴな夢を紙の上に描き出して楽しんだ。
ケベック州政府在日事務所のスタンドで、午後の日差しの中、初来日の体験を元に作品をライブで仕上げるイリスの姿があった。ケベック州政府在日事務所とアンスティチュ・フランセ・ジャポンの協力で実現した今回のイリスの日本ツアーを締めくくるイベントとなった。
また、ケベックを代表する映画監督のひとり、ドゥニ・ヴィルヌーヴの「灼熱の魂」がエスパス・イマージュで上映された。
ケベック州のスタンドでは、メープルティーとメープルクッキーが振舞われ、ケベック州の情報などを尋ねる来場者に研修生らが応えていた。
クレール・ドゥロンジエ代表は、フランコフォニー各国の在京大使やフランス語関係機関の代表らとともにフランコニーの日を祝うレセプションに出席したほか、会場の様々なイベントを楽しんだ。